Arch Mixは、NXP i.MX RT1052プロセッサ（3020 CoreMark / 1284 DMIPS @ 600 MHz）をベースとする薄型、軽量型の開発ボードです。この開発ボードには、RT-Threadリアルタイムオペレーティングシステムがプリインストールされておき、micro-pythonが内蔵されています。そのため、特に大規模なコードと高度リアルタイムを求める産業制御などのアプリケーションに適します。

i.MX RT1052とは、NXPの最先端のArmCortex®-M7コアを実装する新しいプロセッサ製品シリーズです。現在、i.MX RT1052は3036 CoreMarksを提供する最高のパフォーマンスのCortex-M7ソリューションであり、LPC1788マイクロコントローラーよりも13倍優れています。高速パフォーマンスの上、高速のリアルタイム応答性も提供できます。 i.MX RT1050は、LCDディスプレイ、基本的な2Dグラフィックス、カメラインターフェイス、SPDIF、I2Sオーディオインターフェイスなど、豊富なオーディオおよびビデオ機能も備えます。

RT-Threadは、組み込みデバイス向けのオープンソースIoTオペレーティングシステムです。カーネルには、リアルタイムのマルチタスクスケジューリング、セマフォ、ミューテックス、メールボックス、メッセージキュー、シグナルなどがあります。これは、高速でロードする軽量システムです。 RTOSの詳細については、Githubページを参照してください。

商品特性

• ARM® Cortex®-M7 528MHz マイクロコントローラ(NXP i.MX RT1052)
• リアルタイムオペレーティングシステムRT-Threadを搭載
• 内蔵式のmicro-python
• 超高速システムローディング速度
• 豊富な接続用インタフェース： RMII, CAN, I2C, UART, CSI, I2S, ADC, SPDIF IN/OUT, SWD
• 他のRT1052/1050デモボードより小さい：67mm x 39mm

アプリケーション

• 産業制御
• スマートビルディング
• 産業用ヒューマンマシンインターフェイス(Industrial Human Machine Interfaces)
• 自動化・プロセス制御
• ロボット

ハードウェア概要

ピンアウト

Block Diagram

RT-Threadについて

RT-Threadは、完全なエコロジカルチェーンを備えた、よく開発された軽量のIoTシステムです。 次の表は、RTスレッドと他のRTOSの比較を示しています。